消費増税でも物価が上がらない
世の中で、物価が上がってほしいと願っている人はほとんどいないだろう。 むしろ下がってくれと念じているはずだ。 しかし、経済的には緩やかに物価が上昇してくれた方が、八方丸く収まる。 そのため、政府・日銀は物価の安定目標として2%の物価上昇を掲げている。 たかが2%と思うが、なかなかここに届かない。 総務省が発表した10月の全国の消費者物価指数は、 変動の大きい生鮮食品を除く総合で、前年同月に比べて0.4%上がった。 しかし、伸び幅は消費税率引き上げの影響を差し引くと0.2%。 これは、2017年3月以来2年7カ月ぶりの低水準であるという。 もちろん、増税に加えて物価まで上がれば、家計にはダブルパンチになる。 だから、物価が上がらなくてよかったではないか、という意見もあるだろう。 生活実感としてはよくわかるが、物価が上がらないのは経済全体に力を欠いているからと思え..
2019/11/25 00:18