「魂からの言葉」6月28日連載企画『街角ことば拾い』は、『揺らぐ学問の自由』というタイトルで、国会議事堂前で、日本学術会議改変法案に反対する人を取り上げていました。その冒頭にこんな記述がありました。『「もう遅い。こんなざまで殺されるなら、なぜ命懸けで(戦争に)反対しなかったのか」太平洋戦争で亡くなった学徒兵、中村徳郎さんは激戦地に向かう直前、部隊まで面会に来た弟に「死んじゃだめだ」と請われ、こう言って悔やんだ(略)同じことばを私は千代田区の国会議事堂前で目にした。雨の降る中、70代男性が傘を差して歩道にしゃがんでいる。携えた段ボールにペンで書かれていた』。戦争には反対だ、学問の自由は大切だ、異なる意見を封殺してはいけない、等々、多くの人はそう考えているはずです。しかし、現実の社会では、こうした「理想」とは...後悔先に立たず
「すごいことが起きている」6月30日『育児で実感子の個別性の物語滝口悠生さん短編集「たのしい保育園」』という見出しの記事が掲載されました。著者である滝口氏の言葉が印象に残りました。『保育や子育ては<子どもとの共同作業>の連続(略)抱っこ一つとっても、子どもも抱っこされる体の使いかたをしているから成り立つのであって、作業としては一緒にしている(略)親にあわせた抱かれ方が子どもの数だけある。そうした無数の「個別性」が同居する保育園には「保育士さんたちの複雑な技術があるはずで、すごいことが起きているんじゃないか」』。さすがに作家らしく、すごい感性であり、表現であると思いました。抱っこは親がしているのではなく、親子の共同作業という発見が新鮮です。そう考えれば、例えば、教員が子供を叱るのも、褒めるのも教員と子供の共...幼稚園児は難しい
「忸怩たる思い」7月2日『推し細胞で盛り上がる小中高生漫画「はたらく細胞」が呼んだ生物人気』という見出しの記事が掲載されました。『子どもを対象にした生物学のイベントが近年、人気を呼んでいる(略)人気の理由には、ある漫画の存在があった』という記事です。ある漫画とは、『15~21年に「月刊少年シリウス」で連載された漫画「はたらく細胞」』です。『細胞を擬人化し、親しみやすくした』ことで人気を集めたとのことです。記事の中に気になる記述がありました。『難しいものを分かりやすく説明できる漫画の強味を生かした』という分析と、それに関連して、『人気は教育現場にも波及した。学校からは「教材に使用したい」という要望があり、医療を学ぶ学生からも「とっつきにくい免疫学や生物学を学ぶ時にイメージしやすくなった」という声が上る』とい...分かりやすさと一面的
【理由がわかる】給付金や補助金の申請が複雑なのはなぜ?手続き簡素化の未来も解説
給付金や補助金の申請手続きがなぜ面倒で複雑なのか、その理由を分かりやすく解説します。公平性の確保や不正防止といった背景から、海外との比較、マイナンバー活用による簡素化、申請不要の「プッシュ型支援」の未来まで。あなたの疑問がスッキリ解決します。
『碧巌録』より 第四十則 南泉如夢相似 / 南泉一株花(その1)
自分が花なのか、花が自分なのか、ひらひらと目の前を飛んでいる蝶が自分なのか、自分が蝶なのか、その境界が分からなくなり陶然となった、いにしえの思想家がいた。
「反平和教育」7月1日『安倍氏財政規律に疑義脱・戦後レジーム狙う』という見出しの記事が掲載されました。参院選を控え、『減税を求める声が消えない。減税論はどこから生まれ、日本の政治に何をもたらすのか。「減税の潮流」を読み解く』という趣旨の記事です。その中にハッとさせられる記述がありました。『戦後間もない1947年に試行された財政法は、4条で「国の歳出は、公債または借入金以外の歳入をもって、その財源としなければならない」と定める。国の「借金」である赤字国債発行を原則禁じる条項だ。その目的は健全な財政運営だけでなく、憲法が掲げる平和主義とも関係する。法制定に関わった大蔵省の平井平治氏は、解説書で「公債のないところに戦争はないと断言し得る。本条は憲法の戦争放棄の規定を裏書保証する」と記している』です。私は、日露戦...戦争容認党
「すごいことが起きている」6月30日『育児で実感子の個別性の物語滝口悠生さん短編集「たのしい保育園」』という見出しの記事が掲載されました。著者である滝口氏の言葉が印象に残りました。『保育や子育ては<子どもとの共同作業>の連続(略)抱っこ一つとっても、子どもも抱っこされる体の使いかたをしているから成り立つのであって、作業としては一緒にしている(略)親にあわせた抱かれ方が子どもの数だけある。そうした無数の「個別性」が同居する保育園には「保育士さんたちの複雑な技術があるはずで、すごいことが起きているんじゃないか」』。さすがに作家らしく、すごい感性であり、表現であると思いました。抱っこは親がしているのではなく、親子の共同作業という発見が新鮮です。そう考えれば、例えば、教員が子供を叱るのも、褒めるのも教員と子供の共...幼稚園児は難しい
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