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現下の国際問題

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ホットな国際問題について様々な見方や専門知識を分かち合い、より良き世界を目指しましょう
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3,194件
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42人

現下の国際問題の記事

2021年12月 (1件〜50件)

  • #時事ニュース
  • #超帝国主義
  • 2021/12/31 13:45
    民主主義の実現は未来の課題

    2021年も残すところ僅かとなり、早、大晦日を迎えることとなりました。今年を締めくくる本ブログの記事といたしまして、本日は、民主主義について認めたいと思います。昨日の30日、中国の新華社通信は、今年の「十大国際ニュース」としてアメリカ大統領選挙における議会襲撃事件を揚げ、アメリカの民主主義をこき下ろしたと報じられております。「米民主主義の幻想崩れる」として…。中国共産党のコントロール下にある同社が同報道にあって主張したかったことは、それは、アメリカの民主主義とは名ばかりの幻想に過ぎず、曲がりなりにも保たれてきたその幻想も、大統領選挙の過程で発生した暴動によって崩れ去ってしまった、ということなのでしょう。昨今、中国は、民主主義をめぐって対米批判を強めていますが、その背景には、先月、アメリカのバイデン政権が全世界の...民主主義の実現は未来の課題

  • 2021/12/30 13:46
    スパイク蛋白質合胞体生成説が示唆するワクチンへの疑問

    遺伝子ワクチンにつきましては、安全性の証明が不十分な点が、同ワクチンの接種を拒む最大の要因となっております。実際に、厚労省が公表した件数だけでも接種後の死亡報告が1400人を越えており、この数も氷山の一角とされています。軽度の体調不良も含めれば、相当数の健康被害が発生しているものと推測されましょう。このため、ネット上では、専門家から一般の人々に至るまで、様々な立場から同ワクチンのリスクに関する議論が続くこととなったのですが、ニュースサイトのコメント欄にて気になる投稿を発見いたしました。同コメントの内容を要約しますと、’ワクチンとして体内に投与された人工mRNAは、合胞体でしかスパイク蛋白質を生成しない。人体の細胞における合胞体は、骨格筋繊維、並びに、心筋の細胞である。故に、他の臓器の細胞ではスパイク蛋白質は生成...スパイク蛋白質合胞体生成説が示唆するワクチンへの疑問

  • 2021/12/29 13:13
    脳内は聖域では?-ブレインテックの重大なリスク

    ’思考盗聴’といった言葉から思い浮かぶのは、未来において出現が予測されるSFチックな犯罪形態です。まだまだ先のお話のようにも感じられるのですが、実のところ、その出現は、既に目の前に迫っています。ブレインテックという名において。ブレインテックとは、「脳内の思考を自由に読み取ったり操作したりする技術」と説明されています。ここで注目すべきは、この技術を用いれば、誰もが、他者が考えていることを’自由に’知ることができ(’脳の見える化’)、また、自らの思うとおりに他者の思考をコントロールすることができる、ということです(もっとも、この技術によって読み取れるのは、思考内容を脳内において文章化された言葉であるのか、それ以前の観念段階であるのかは、不明…)。この技術さえ入手すれば、莫大な利益がもたらされる可能性があることは言う...脳内は聖域では?-ブレインテックの重大なリスク

  • 2021/12/28 19:50
    西欧への憧れが疑問に変わる日-ワクチン義務化の狂気

    報道によりますと、マクロン政権下のフランスでは、ワクチン接種を義務化する法案が閣議決定されたそうです。これまでの制度では、PCR検査等での陰性証明も併用されてきたのですが、今般の閣議決定ではワクチン接種に一本化されております。言い換えますと、フランス国民は、唯一の’逃げ道’さえ塞がれてしまった状況と言えましょう。フランスのみならず、ドイツにあってもワクチン接種圧力が日に日に強まる一方であり、未接種者は生存権さえ政府に奪われかねない事態に直面しております。この動きはイギリス、オーストラリア、そして、ニュージーランドといったアングロ・サクソン系の諸国も同様であり、アメリカにあっても、バイデン民主党政権、並びに、民主党勢力の強い州では、ワクチン接種義務化に向けて歩を進めています。欧米諸国を見ますと、一方向に向かって足...西欧への憧れが疑問に変わる日-ワクチン義務化の狂気

  • 2021/12/27 14:40
    オミクロン対策のワクチン追加接種は危険では?

    新たに南アフリカで誕生したとされるオミクロン株は、瞬く間に全世界に広がり、日本国内でも市中感染が起きているとの指摘があります。メディアも連日のように’オミクロン恐怖’を報じているのですが、オミクロン株の性質を考慮しますと、政府が推進している追加接種は、むしろワクチン・リスクを高める可能性が高いように思えます。オミクロン株が恐れられている最大の要因は、その高い感染力のみならず、免疫回避性にあります。海外のメディアが報じるところによりますと、オミクロン株の感染者の8割程度が二度のワクチン接種済みの人々であったそうです。つまり、同データは、オミクロン株には接種者の方が感染し易い傾向にある、あるいは、接種率が全国民の8割程度とすれば、接種者も未接種者も感染リスクには全く変わりはないことを示しているのです。この事態に対し...オミクロン対策のワクチン追加接種は危険では?

  • 2021/12/24 16:20
    ワクチンパスポートの問題-生存許可証の発行は許されるのか?

    日本国内でも、ワクチン証明書アプリのダウンロードの開始など、「ワクチン・検査パッケージ」の運用に向けた動きが始まっており、ワクチンパスポートは海の向こうのお話ではなくなりました。同制度については、未接種のみならず接種者の権利をも侵害するとする反対意見がある一方で、未接種者を除外する行為は差別ではないとする擁護論も聞かれます。ワクチンパスポートを正当化する意見の一つに、ワクチンパスポートとは、運転免許証と同類の免許証の一つであるとする擁護論があります。免許証を有している人が、他の人たちには禁じられている行為が許されるのは当然のことであり、差別行為には当たらないというものです。ワクチン接種者を対象としたプレゼント・キャンペーンや優遇措置も、免許取得者に対するものであるから問題はないとしているのです。しかしながら、ワ...ワクチンパスポートの問題-生存許可証の発行は許されるのか?

  • 2021/12/23 10:16
    感染症対策のイノベーションは人工無毒化・自滅化ウイルスの開発では?その2

    感染症対策としての人工無毒化・自滅化ウイルスの散布は、ワクチン接種と比較しますと、(1)安全性のみならず、(2)迅速性、(3)低コスト、(4)経済活動の維持、(5)人権尊重の凡そ4点において優れているように思えます。言い換えますと、同技術が開発・実用化されれば、少なくとも一本鎖のRNAウイルスによる感染症の恐怖から人類は解放されるかもしれません。しかしながら、良いこと尽くめの利点がある一方で、幾つかの問題点があることも認めざるを得ない事実です。第1の問題点は、これらのウイルスの安全性です。遺伝子ワクチンにつきましても、当初にあっては安全性が強調されたものの、実際には、接種後の健康被害が多発しました(もっとも、健康被害は、一部の研究者によって予測されてもいた…)。この結果、ワクチンの接種拒否を招いたのですが、同ウ...感染症対策のイノベーションは人工無毒化・自滅化ウイルスの開発では?その2

  • 2021/12/22 11:25
    感染症対策のイノベーションは人工無毒化・自滅化ウイルスの開発では?その1

    新型コロナウイルスの起源については、武漢に設置されていたレベル4のウイルス研究所からの流出説が信憑性の高い説として、今日に至るまで囁かれています。しかも、遺伝子操作により人為的に造られた人工ウイルスであった可能性も高く、コロナ化とは、今日の遺伝子工学の先端性をも明らかにすることとなったのです。その一方で、現代の高度な遺伝子工学は、遺伝子(核酸)ワクチンという新たなタイプのワクチンを登場させています。いわば、ウイルスとワクチンとの間のテクノロジーの応酬の観を呈しているのですが、今般のデルタ株の消滅とオミクロン株の出現は、感染症対策におけるイノベーションの可能性を示唆しているように思えます。新たな感染症対策とは、高い感染力、寄宿性、一本鎖いう新型コロナウイルスの特性を逆手にとった無毒化、並びに、自滅化ウイルスの開発...感染症対策のイノベーションは人工無毒化・自滅化ウイルスの開発では?その1

  • 2021/12/21 16:47
    緊急事態条項は感染症対策に拡大すべきなのか?

    今般のコロナ禍により、憲法改正に際しての論点として緊急事態条項の感染症対策への適用拡大が急浮上することとなりました。同条項があれば、ロックダウンやワクチン接種の義務化といった諸外国が実施してきた強硬措置をより容易に取りやすくなることが期待されたからです。しかしながら、感染症の蔓延防止を目的とする緊急事態条項の活用は、望ましい対応なのでしょうか。今般のコロナ禍にあって、日本国政府は、憲法において非常事態条項は設けられていないものの、現行の法体制において合法的に非常事態宣言を行っております。マスクの着用やソーシャル・ディスタンスの維持といった行動規範、並びに、移動等の行動規制については義務化はされず、国民に対するお願いの形式を以って対処したのですが、今日、日本国のコロナ禍は、第6波の到来が懸念されつつも収束の兆しを...緊急事態条項は感染症対策に拡大すべきなのか?

  • 2021/12/20 13:37
    緊急事態条項のもう一つの問題-’政府の方が悪い’場合

    防衛戦争といった国家存亡の危機にあっては、緊急事態の発生を根拠とした有事型の体制への転換が必要とされるケースはないわけではありません。この観点からすれば、憲法に緊急事態条項を設けるべし、とする主張にも合理的な根拠があります。しかしながら、緊急事態条項については、もう一つ、考えてみるべき問題があります。それは、同条項の適用対象は、必ずしも防衛戦争とは限らない、という問題です。今般、憲法改正に際して緊急事態条項の導入が論点として急浮上してきた背景には、コロナ対策としてのロックダウン等の強制措置がありました。感染症を終息させるためには、行動や移動の自由を含め、個々人の基本的な自由や権利を制限する必要性が主張されたからです。感染症のみならず、大規模な地震や水害といった自然災害、並びに、人災においても私権制限を要するケー...緊急事態条項のもう一つの問題-’政府の方が悪い’場合

  • ブログみるこの時代だからこそ、「ブログみる」アプリ - 子育て、サボる気100%
  • 2021/12/17 23:33
    北京五輪、アメリカ外交ボイコットは承知の上

     オーストリアに続きイギリス、カナダも北京五輪を外交ボイコットすると発表した。次はニュージーランドだろう。これは、ファイブアイズといわれる国々だ。 (12月9…

  • 2021/12/17 13:38
    現代にあって緊急事態条項は必要なのか?-国家体制の平時型から有事型へのシフト

    今年6月11日における改正国民投票法の成立もあって、憲法改正を身近な問題として感じる国民が増えてきているように思えます。とりわけ、新型コロナウイルス感染症のパンデミック化に際し、憲法において非常事態宣言条項を有する諸国にあって、ロックダウンといった強硬策をとった国が少なくなくなかったことから、日本国内でも、憲法改正の論点として緊急事態条項の新設が取沙汰されるようにもなりました。そこで、本日の記事では、緊急事態条項について考えてみることとします。緊急事態宣言や非常事態宣言に法的な根拠を与える緊急事態条項、あるいは、非常事条項とは、主として戦時を想定して憲法において設けられてきたものです。戦争という非常時にあっては、国家の持てる資源を優先的に戦争に投じなくてはならず、特に防衛戦争では、全国国民の協力なくしては敗戦の...現代にあって緊急事態条項は必要なのか?-国家体制の平時型から有事型へのシフト

  • 2021/12/16 14:12
    ’ガラパゴス’でも悪くないのでは?

    グローバル化の時代にあって、日本経済が衰退した主たる原因の一つとしてしばしば指摘されているのが、’ガラパゴス化’です。このガラパゴス化という言葉、否定的なニュアンスを含むのですが、行き過ぎたグローバリズムを前にしますと、必ずしも悪いとは言い切れないように思えます。ガラパゴス現象とは、『種の起源』の著者として知られるチャールズ・ダーウィンが、調査のためにガラパゴス諸島を訪れた際の観察に因んで命名されています。大陸から900㎞離れた東太平洋上にある同諸島は、他の種と隔絶されてきたため、独自の生態系を発展させていたからです。独自性は強いのですが、その分、外部からより凶暴で繁殖力のある生物が上陸すると、あっと言う間に淘汰されてしまう運命が待ち受けているのです。もっとも、ガラパゴス化は、ガラパゴス諸島といった小さな孤島に...’ガラパゴス’でも悪くないのでは?

  • 2021/12/15 17:26
    逆の’イマジン’が必要な時代?-誕生から50年後の逆転

    報道によりますと、日本国の林芳正外相は、G7の外相会談の夕食会においてピアノの腕前を披露したそうです。同夕食会の会場が「ビートルズ・ストーリー博物館」であったためか、即興で弾いた曲はジョン・レノン作の「イマジン」であったと言います。外相の「イマジン」演奏に同席した各国外相たちは温かい拍手を送ったのですが、「イマジン」という選曲に、どこか漠然とした不安が過るのです。同曲は、今夏の東京オリンピックの閉会式においても起用されており、世界的にもよく知られている曲です。平和を願い、戦争や憎悪が消えた世界を想像しようと訴える歌詞が、国際舞台やイベントにおいて相応しい曲として選ばれる理由なのでしょう。そして、人々を隔てる国境もまた、ユートピアが実現するために’消えるべきもの’の一つとされています。「イマジン」は、人類の未来を...逆の’イマジン’が必要な時代?-誕生から50年後の逆転

  • 2021/12/14 20:14
    日本国も‘双子の赤字国’になるのか―戦略の練り直しを

    アメリカは、財政赤字と貿易赤字の二つの赤字を抱える‘双子の赤字国’と称されてきました。歴代政権は、何としてもこの状態を解消しようとして、歳出削減や貿易不均衡の是正に取り組んできたのですが、これまでのところ、両者とも解消に成功したとは言い難い状況にあります。そして、今日、高度成長期以来、貿易黒字国としての地位を築いてきた日本国もまた、‘双子の赤字国’に転落する危機に直面しております。貿易統計によりますと、日本国の貿易収支は、年々赤字傾向が強まっているそうです。特に今年はコロナ禍ということもあり、ワクチンの輸入に起因する赤字も積み増しており、赤字幅が広がっています。日本企業は、製造業をはじめ製薬分野などにおいても輸出の減少が見られ、頼みの自動車産業もEV化によってシェアを失えば、輸出産業が総崩れとなる恐れもあります...日本国も‘双子の赤字国’になるのか―戦略の練り直しを

  • 2021/12/14 02:38
    国防費をGDP比率で決定してよいのか?

     冷戦以来、国防費はアメリカと同盟国のバードン・シェアリングにおいて重要な問...

  • 2021/12/13 15:23
    ワクチン義務化への抵抗は国民の正当防衛では?

    コロナ禍の猛威に晒された諸外国では、重症化、並びに、死亡率が日本国よりも格段に高いこともあって、ワクチン接種を義務化する政府も出現するようになりました。その一方で、接種義務化に対する国民の抵抗も強く、各地で義務化反対の大規模なデモが起きているそうです。それでは、この反対デモ、政府が暴徒として’鎮圧’すべき類のものなのでしょうか。ワクチンと治療薬との違いは、前者は健康な人に対する予防行為である一方で、後者は、特定の病気の人を対象とした治療行為というところにあります。新たに開発されたワクチンがなかなか保健当局から承認されない理由も、投与対象が健康な人である故に、一つ間違えますと’殺人’になりかねないからとされています(不特定多数を対象としますので、被害も広範に…)。治療薬の場合には、出発点がそもそもマイナス状態にあ...ワクチン義務化への抵抗は国民の正当防衛では?

  • 2021/12/10 21:10
    ワクチン接種記録の国民の合意なき利用の危うさ

    デジタル化に伴い、早急に対処すべき問題として持ち上がったのが、プラットフォーマーによる個人情報の利用です。IT大手が自らのプラットフォームを用いて収集した膨大なる個人情報を自らのビジネスに留まらず、私的検閲など、広範な目的のために使い始めたからです。同問題を深刻なプライバシーの侵害と見なしたEUなどでは、個人情報を保護すべく法整備を急ぐこととなりました。そして、同問題に対する有効な対策の一つとして登場してきたのが、ユーザー合意の義務化です。これは、企業によるデータの利用に際しては、個人情報の提供者となるユーザー本人の合意を要するというものです。つまり、IT大手は、ユーザーの同意なくして一方的に個人情報を収集し、第三者への提供を含めてそれを自らの利益や目的のために用いることはできなくなったのです。こうした個人情報...ワクチン接種記録の国民の合意なき利用の危うさ

  • 2021/12/09 16:50
    北京冬季オリンピック外交的ボイコット問題を考える

    国際社会から人権弾圧国家として厳しい批判を受けている中国。その中国において、今冬、オリンピックの開催が予定されています。その幕開けを前にして、政治の世界では既に前哨戦が始まっているようです。アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダといった’ファイブ・アイズ’諸国を中心に、同大会への外交的ボイコットの動きが広がっているからです。アメリカ政府は、同盟国に同調を求めるものではないとしつつも、日本国政府は、対応に苦慮しているようです。政界内には親中派も多く、おそらくこれらの人々はボイコット阻止に動いていることでしょう。このため、行く先は不透明なのですが、外交的ボイコットが実現すれば、日本国が人権尊重国家であることを内外に示す重要な機会ともなりますので、日本国民の多くは、政府の決断を望んでいるのではないでしょうか。かく...北京冬季オリンピック外交的ボイコット問題を考える

  • 2021/12/08 16:25
    ’民主主義’を手中にしたい中国‐’抱きつき作戦’の成否は?

    自らが最高指導者として君臨する共産党一党独裁体制を確立した習近平国家主席を悩ませているもの、それは、恒大集団のデフォルト問題のみではありません。同国家体制を根底から揺るがしかねない最大の脅威とは、民主主義に他なりません。そこで、この’目の上のたんこぶ’を取り除くために同主席が選んだ方法とは、所謂’抱きつき作戦’のようなのです。’抱きつき作戦’とは、内心においては敵と見なすもの、あるいは、脅威と感じるものに対して敢えて友好的な姿勢で積極的にアプローチし、自らの内側に取り込んでしまうというものです。自らの内部に取り込んでしまえば、煮ようが焼こうが勝手であり、もはや自らにとって危険なものではなくなるのです。権謀術数に長けた中国では、しばしばこの作戦が実践されており、笑顔の裏側を知った時には時すでに遅し、というお話も少...’民主主義’を手中にしたい中国‐’抱きつき作戦’の成否は?

  • 2021/12/06 18:12
    ファイザー社CEOは『1984年』の世界の住人?

    先週、イギリスBBCの単独インタヴューに答えて、ファイザー社CEOのアルバート・ブーラ氏は、‘コロナワクチンは、毎年、何年間も接種が必要’と語ったそうです。国内外では、既に3回目の追加接種が始まっており、同氏の発言は決して絵空事ではありません。ブーラ氏は、ワクチンの必要性について熱弁を振るい、オミクロン株用にアップデートされたワクチンも100日以内の供給が可能であると述べています。ビジネス・トークにも聞えるのですが、同インタヴューには、同氏の世界観も現れているように思えます。特に注目されるのは、ワクチン接種を拒む人々へのメッセージです。同氏のメッセージとは、「(ワクチン接種を)恐れている人たちに伝えたい。人間の感情の中で、恐怖よりも強いのは愛だけだ」というものです。最近、日本国政府も、ワクチン接種キャンペーンと...ファイザー社CEOは『1984年』の世界の住人?

  • 2021/12/03 13:01
    増加し続ける中国人移民の問題

    2020年末での数字ながら、中国メディア新浪財経は、青書「中国国際移民報告2020」を引用する形で、2019年において同国が1000万人を越える移民を海外に送り出したとする記事を発表しています。現在のところは、コロナ禍の影響で増加率は鈍化しているのでしょうが、1000万人と言えば小国の人口をゆうに超える数字ですし、この勢いが10年続けば、1億人以上の中国人が海外に渡ることになります。100年後には、中国本国が‘空地’になる事態も想定されますが、日本国を含め、自由主義国は、中国人移民の激増を放置してもよいのでしょうか。中国からの移住先国のトップ3は、アメリカ、日本、カナダであり、何れも自由主義国です。この順位を裏付けるかのように、先日も、日本国内の外国人居住者の数が過去最大を記録し、その内、出身国の第一位は中国で...増加し続ける中国人移民の問題

  • 2021/12/02 12:57
    オミクロン株は善玉か悪玉か?

    今日、最も恐れられている新型コロナウイルスの変異株、オミクロン株は、日本国内では感染者の2例目が報告される一方で、アメリカへの上陸も確認されたそうです。オミクロン株の出現は第六波の到来を予感させるのですが、同株の性質次第では、全く別の展開もあり得るように思えます。オミクロン株もまた、全世界にコロナ禍をもたらした新型コロナウイルスの変異株ですので、誰もが悪玉と決めつけがちです。各国政府とも水際対策の徹底を急ぎ、日本国政府も、オミクロン株出現の一報を受けて、即、入国禁止措置を採っております。特に日本国内では、一先ずコロナ禍が収束している状況にあり、新たな変異株の流入を何としても阻止しようとする政府の姿勢も理解に難くはありません。こうした国境における規制強化の流れは、各国政府とも、オミクロン株を最大の脅威として捉えて...オミクロン株は善玉か悪玉か?

  • 2021/12/01 18:41
    中国の’成長の限界’の最大要因とは?

    鄧小平時代に始まる改革開放路線は中国経済を急速に発展させ、グローバル時代の幕開けとは、まさに中国の時代の到来と言っても過言ではなかったかもしれません。しかしながら、近年、中国の目を見張るような経済成長率も鈍化傾向を見せるようになり、今日では、成長の限界論が囁かれるようになりました。中国の将来を憂うる成長の限界論の主たる根拠としては、インフラ投資等の公共投資の偏重、債務依存型の経済、低レベルな労働生産性、並びに、労働人口の減少が挙げられています。加えて、人件費の上昇により製造拠点としての魅力を失う「中所得国の罠」にも直面しており、「世界の工場」の地位も揺らぎつつあります。日本国内でも、中国製に代ってベトナムやタイといった東南アジア諸国からの輸入品が増えてきていることに気が付いている消費者も少なくないはずです。恒大...中国の’成長の限界’の最大要因とは?

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