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現下の国際問題

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ホットな国際問題について様々な見方や専門知識を分かち合い、より良き世界を目指しましょう
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3,194件
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42人

現下の国際問題の記事

2021年06月 (1件〜50件)

  • #ウクライナ紛争
  • #太田市
  • 2021/06/30 13:05
    ’遺伝子組み換えワクチン’の真の怖さとは

    今般、日本国内で使用されているワクチンは、何れも遺伝子ワクチン、あるいは、核酸ワクチンと称されています。その理由は、高度な遺伝子組み換え技術が用いられているからなのですが、このネーミングにより、多くの人々は、同ワクチンの接種により自己のDNAが書き換えられてしまうような印象を受けます。このため、ワクチンに対する恐怖心を高めてしまう原因ともなっています。しかしながら、’遺伝子組み換えワクチン’の真の怖さとは、別のところにあるように思えます。ネット上などで流布されている’遺伝子組み換えワクチン’の恐怖とは、上述したようにワクチンを接種した側、つまり、ヒトのDNAにおける塩基配列の改変です。ワクチンに含まれているmRNAが接種者の細胞内のDNAに逆転写され、自己のDNAに組み込まれてしまうというリスクが人々の恐怖心を...’遺伝子組み換えワクチン’の真の怖さとは

  • 2021/06/29 13:57
    日本国はスパイク蛋白質排除技術でトップランナーに

    今日、日本国内では、既に2000万人を越える人々が少なくとも一回目のコロナ・ワクチンを接種したようです。ワクチン接種を自発的に希望した人のみならず、職場等での同調圧力から接種せざるを得なくなった人もおり、ワクチン接種は深刻な社会問題となりつつあります。ワクチン接種が急速に進んだ背景には、政府、並びに、マスメディアを挙げての’安全アピール’があったのですが、治験中の遺伝子ワクチンということもあり、接種を推奨し得る程の安全性が確認されたとは言い難い状況にあります。しかも、抗原として細胞内で生成されるスパイク蛋白質に有毒性があるとしますと、既にワクチンを接種した人々は、永続的な健康被害に苦しむことにもなりかねません。本ブログにおきまして再三に記事にしておりますように、スパイク蛋白質有害説は、決して’デマ’として片付け...日本国はスパイク蛋白質排除技術でトップランナーに

  • 2021/06/28 14:12
    ’ワクチン・リスクデマ説’の根拠の不思議

    先日、河野太郎ワクチン担当相は、遺伝子ワクチンに関するリスクについて7つの点にまとめ、これらの全てを’デマ’とする見解を公表しました。同’デマ断定’は、必ずしも医科学的な根拠のない思いつきではなく、参考文献が付されていたそうです。その一つに、アメリカの研究機関が2015年に実施したマウス実験に関する論文があります。しかしながら、ワクチンの安全性の主張のために、何故、同担当相がこの論文を参考文献に選んだのか不思議でなりません。何故ならば、この論文、安全性よりも危険性を証明しているように思えるからです。同実験は、脂質ナノ粒子のマウス体内での投与後の経過を、注射の手法や量を変えて測定したものです。実験の目的は、遺伝病などへの新たな治療法の開発であり、遺伝子ワクチンそのものではありません。このため、遺伝子の欠損を補う治...’ワクチン・リスクデマ説’の根拠の不思議

  • 2021/06/25 15:48
    宮内庁長官「拝察」発言の問題点

    宮内庁長官の西村泰彦長官が、昨日6月14日の記者会見において「天皇陛下は現下の新型コロナの感染状況を大変心配されている」と発言した一件が波紋を広げています。同発言に対して、加藤勝信官房長官は、同日、「長官自身の考え方を述べられたと承知している」とする政府側の見解で応じましたが、憲法にも抵触する可能性もあるだけに、同発言は国民の関心を集めることとなったのです。そこで、本日の記事では、「拝察」発言の問題点について考えてみたいと思います。第1の問題点は、「拝察」である以上、同発言が天皇の真意であったのかどうか、誰も確認することができない点です。これは、かの’忖度問題’とも共通するのですが、官房長官の主観的な’受け止め方’や’想像力’による解釈に過ぎませんので、安易に「拝察」に従いますと、官房長官が’事実上の発言者’と...宮内庁長官「拝察」発言の問題点

  • 2021/06/24 18:31
    遺伝子ワクチン・リスクをまとめてみると

    本ブログでは、6月1日に「ワクチン狂騒曲」というタイトルの記事を掲載いたしました。しかしながら、凡そ20日が経過した今日、当時点では気が付かなかったリスクや理解不足、並びに、うっかりとしたミスや書き落としもありました(大変、申し訳ありませんでした)。そこで、本日の記事では、加筆修正を加え、再度、遺伝子ワクチンのリスクを纏めてみることといたしました(添加物リスクは含まれていません…)。因みに、下記のリスクは、製薬会社やワクチン接種を推薦する専門家が否定していたり、異論がある説も含まれていますが、主に医科学的な見地からの主張を集めていますので、必ずしも’デマ’とは言えないものです。〇接種時のリスク1.一般的な副反応全ての遺伝子ワクチンも含むワクチンに共通する一般的な副反応他のワクチン・リスクと原因は共通。もっとも、...遺伝子ワクチン・リスクをまとめてみると

  • 2021/06/23 12:38
    ワクチンは安全証明よりも危険証明の方が早い

    今般、各国政府が強力に推進しているコロナ・ワクチンについては、その何れも安全性が証明されていないという重大なリスクを抱えています。日本国政府が承認している各社のワクチンも、ファイザー社製であれ、モデルナ社製であれ、そして本日、60歳以上に使用が容認されたアストラゼネカ社製であれ、遺伝子ワクチンという特徴があります。このため、政府は積極的に接種を推進するものの、国民の多くはワクチン接種に不安を抱くこととなったのです。アナフィラキシーや発熱、倦怠感といった一般的な副反応については、政府は因果関係を認めていますが、ワクチンとの関係が疑われている接種後の死亡例については、基本的には’評価せず’の立場にあります。厚労省は、6月上旬にあって196名の接種後死亡を公表したものの(続報はない…)、この数字をリスク警告として国民...ワクチンは安全証明よりも危険証明の方が早い

  • 2021/06/22 16:47
    日本国政府による日本の植民地化政策?-外国人企業幹部20万人計画

    本日の日経新聞朝刊の第5面に、我が目を疑うような記事が掲載されておりました。それは、「外国人企業幹部倍増へ」という見出しの記事です。日本国政府は、2030年を目標に、海外の企業経営者や経営幹部の受け入れ数を20万人にまで増やすというのです。外国人企業幹部のみならず外資系企業の誘致にも取り組み、地方に1万社を置くとしています。地元企業との共同開発や共同事業を促進するそうなのですが、この政策、日本の植民地化政策なのではないでしょうか。そもそも、政府には、自国の民間企業の社内人事や事業計画に対して介入する権限はないはずです。とりわけ、自由主義国では、政府と市場との関係には一定の距離があり、企業が自由に事業を展開し得るところに強みがあったといえましょう。しかしながら、今般の政府の決定は、日本国における政府と市場との関係...日本国政府による日本の植民地化政策?-外国人企業幹部20万人計画

  • 2021/06/21 14:09
    スパイク蛋白質有毒説の衝撃

    コロナワクチンについては、既に職域接種や大学等での接種も始まり、対象者は64歳以下の国民へと大幅な広がりを見せています。12歳以上となる中学生や高校生に対しても、夏休み中での接種を奨励しているとも報じられ、全国民がコロナワクチン接種対象者となる勢いです。しかしながら、その一方で、ワクチンの毒性についてはおよそ解明が進んできているようにも思えます。日本国よりも早くに接種が始まった諸国では、既に5月頃からワクチンの毒性に対する認識が深まっていたようです。接種率が頭打ちとなったのも、相次ぐ副反応や有害事象の報告に加え(それでも、CDCの公表している数字は氷山の一角とも…)、健康被害が発生する仕組みがおよそ明らかにされたからなのでしょう。その一つが、スパイク蛋白自身に有毒性があったというものです。つまり、新型コロナウイ...スパイク蛋白質有毒説の衝撃

  • 2021/06/18 19:03
    日本国のコロナ郵便投票法の不思議

    先日、新型コロナ感染症により自宅やホテルで療養生活を送っている有権者を対象としたコロナ郵便投票法が国会で成立しました。同法、今月25日に告示される東京都議会選挙から適用されるそうですが、政界の素早い動きには警戒が必要なのかもしれません。郵便による投票は、同法が最初の導入例ではなく、以前から存在することには存在していました。もっとも、漸次に対象が拡大されはしたものの、郵便等による不在者投票が認められていたのは、身体障害者手帳、戦傷病者手帳、並びに、介護保険の被保険者証を有する有権者に限られていたのです。ところが、今般、政府は、新型コロナウイルス感染症の蔓延を根拠として郵便投票の対象範囲を大幅に拡大させたのです。第1に、警戒が必要となる理由は、郵便投票こそ、先のアメリカ大統領選挙にあって不正の温床として指摘されてき...日本国のコロナ郵便投票法の不思議

  • 2021/06/17 14:52
    日本国の’自公連立’は’悪友関係’では?-相互劣化作用

    中国政府によるウイグル人に対する非人道的なジェノサイドは、今日、国際社会から厳しい批判を受けています。ウイグル人弾圧に憤りを感じる日本国民も多く、民主主義国家に相応しく日本国内にあって民意が政治に反映されているならば、今般の国会での人権侵害非難決議案も全会一致で成立したことでしょう。ところが、報道によりますと、与党を構成している自民党と公明党との事前交渉が難航し、今国会での採択が見送られたというのです。同決議案の見送りの報に日本国民の多くは、落胆どころか戦慄さえ覚えたかもしれません。政治家と国民との間の倫理観や道徳観における隔たりをまざまざと見せつけられることともなったのですから。平井卓也デジタル相の’完全に干す’発言にも驚かされましたが、今や日本国の政治家の殆どが中国と同レベルにまで倫理観や人道意識が低下して...日本国の’自公連立’は’悪友関係’では?-相互劣化作用

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  • 2021/06/16 15:07
    日本も金融国際センターは幻か?-海外ファンド優遇策への疑問

    先日、6月13日の日経新聞の朝刊一面に「ファンド日本参入迅速に」というタイトルの記事が掲載されておりました。どのような内容の記事かと申しますと、日本国の金融庁が、海外にあって既に実績のある海外のファンドに対しては、財務状況等の厳しい審査や手続きを撤廃するというものです。その目的は、’成長資金や金融人材の獲得を巡る激しい競争の中で、日本も国際金融センターの実現を目指す’ことにあります。実を申しますと、このフレーズ、随分と前からしばしば耳にし、既に使い古されてしまった感もあります。日本国政府が、自国の金融市場を開放する、あるいは、外資誘致政策を実施する度に、’日本も国際金融センターに’という理由がもっともらしく付されてきたからです。しかしながら、現実に目を向けますと、国際金融センター化は永遠に叫び続けられている空虚...日本も金融国際センターは幻か?-海外ファンド優遇策への疑問

  • 2021/06/15 15:08
    ワクチン論争を非接種者の立場から考える

    コロナワクチンについては、64歳以下の人々を対象とした集団接種のみならず、職場や学校での接種へと対象が広がりを見せるにつれ、ワクチン接種派とワクチン非接種派との間の摩擦も激しさを増しているようです。小中学校での集団接種を計画している地方自治体に対して組織的な抗議の電話が殺到するなど社会問題化の様相を呈してきました。こうした現象に対しては、ワクチン非接種派の人々に対して非科学的で宗教的な人々として批判したり、双方が自らを正しいと信じ込み、正義であると確信しているため、いわば’信仰上の対立’として捉える見方も散見されます。地方自治体の窓口に対する抗議の電話等については、威嚇業務妨害に当たるとする説もあります。また、ワクチンの接種は個人の自由であるから、外部者がクレームを付けるべきではないとして批判する声も少なくあり...ワクチン論争を非接種者の立場から考える

  • 2021/06/14 12:35
    第3次世界大戦は’3次元戦争’?

    戦争というものは、古来、国家と国家との間の戦いというイメージが染み付いています。このため、戦争の背景を分析するに際しても、その観察者の視点は、主としてどの様な対立要因や背景があって両国がぶつかるに至ったのか、という点にあります。両国間、あるいは、同盟関係による両陣営間にあって複雑に絡まった利害関係を解き明かせば、戦争の要因も特定できると信じられてきたのです。実際に、二国間の戦争であれ、陣営対立となった戦争であれ、その殆どは国家間の戦争と見なされ、歴史の教科書にあっても、当事者はいずれも’国家’に限られています。戦争を国益の衝突の力による解決として見なす場合、戦争とは、平面上、即ち、二次元の空間で行われる行為と見立てることができます。しかしながら、この国家を中心とした戦争観、本当に実際の戦争の要因を解き明かしてい...第3次世界大戦は’3次元戦争’?

  • 2021/06/11 12:25
    二階幹事長の「インド・太平洋議連」設立を推理する

    今日、日本国の政界では極めて奇妙な現象が起きています。それは、親中派の’ドン’として知られる二階俊博自民党幹事長が自ら中国包囲網とされてきた「自由で開かれたインド太平洋」の実現を目指す議連を設立したというのです。中国の視点から見ますと’寝返り’ということになるのですが、二階幹事長の行動は、一体、何を意味するのでしょうか。第一に推測されるのは、二階幹事長が、文字通り中国からアメリカに鞍替えしたというものです。海千山千の政界を生きてきた同幹事長のことですから、政治的臭覚は人一倍であるはずです。また、中国との関係が親密であることから、一般の日本国民はおろか、政治家でさえ知らない中国政府、あるいは、中国共産党の内部情報をも入手し得る立場にあることでしょう。政権与党の幹事長として知り得たアメリカ側の情報を勘案し、米中対立...二階幹事長の「インド・太平洋議連」設立を推理する

  • 2021/06/10 12:44
    ワクチン接種は誰のため?-’おもてなし発言’が語る政府の本音

    昨日6月9日、記者会見の席で東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長が述べた言葉が波紋を広げています。その発言とは、「海外の方々らをお迎えするため、できるだけ接種することが、組織委としてのおもてなしだと思っている」というものなのですが、この発言には、ワクチン接種に関する日本国政府の本音も見え隠れしているように思えます。コロナ禍におけるオリンピック開催の是非をめぐり、日本国内のみならず国際社会においてもIOC並びにオリンピックの在り方に関する疑問が呈されることとなりました。’五輪貴族’と称される人々の存在も明るみとなり、アメリカのワシントンポスト紙によってバッハIOC会長は’ぽったくり男爵’という異名を取ることともなりました。IOCの幹部にとりまして、オリンピックの開催、並びに、それに付随するグロ...ワクチン接種は誰のため?-’おもてなし発言’が語る政府の本音

  • 2021/06/09 12:47
    陰謀を陰謀論の世界から引き出す科学技術

    今日に至り、ようやく新型コロナウイルスの起源が中国の武漢ウイルス研究所にあるとする陰謀説が事実として認定されようとしています。同説が唱えられた当初、各国ともマスメディアは一斉に根拠のない陰謀論として批判し、一笑に付そうとしました。イギリスの権威ある医学雑誌であるランセットに否定声明が掲載されるなど、陰謀論の立場をとる科学者も少なくなかったのです。日本国内でも、たとえ武漢ウイルス研究所流出説を報じられたとしても、それは所謂’デマ’扱いでした。しかしながら、アメリカをはじめとした各国情報機関による調査が進むと、陰謀論はようやく中国が引き起こした事件として扱われるようになったのです(もっとも、実行犯は中国としても、中国の背後に隠れている’真犯人’が存在する可能性もありますが…)。陰謀論とは、しばしばそれが非現実的で荒...陰謀を陰謀論の世界から引き出す科学技術

  • 2021/06/08 12:57
    ワクチン接種年齢拡大はワクチン警戒派を増やす?

    先日、6月6日より、京都府の伊根町にあって12歳以上の児童や生徒にも接種対象を広げ、実際に高校生も接種したとする報道がありました。同報道は年齢の接種拡大の動きをアピールする形で報じられたのですが、翌日になると、伊根町の接種コールセンターに電話が殺到したそうです。どのような内容の電話なのかと申しますと、応援とは程遠く、’子供へのワクチン接種はやめるべき’といった苦情の電話であったそうです。3回線あるコールセンターの電話はパンクしたために30分後には停止したそうですが、その日に寄せられた苦情件数が97件とされます。終日、コールセンターの電話が通じていればその数はさらに増したことでしょう。苦情に関する報道も、「人殺し」や「殺すぞ」といった脅迫まがいの悪質なものもあったとして、どちらかと申しますとワクチン反対の声に批判...ワクチン接種年齢拡大はワクチン警戒派を増やす?

  • 2021/06/07 09:52
    オリンピックとワクチン接種のパラドックス-抗体リスクの問題

    日本国政府が’国民総ワクチン接種’を急ぐ理由として指摘されておりますのが、夏季に予定されている東京オリンピック・パラリンピックの開催です。同大会の開催までに日本国内での接種率を上げ、集団免疫が実現する状態に至れば、’人類がコロナを克服した大会’として世界に誇れると考えているのかもしれません。しかしながら、この思惑、全く裏目に出てしまう可能性も否定できないように思えます。先日、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が、オリンピックの開催について「パンデミックの所でやるのは普通ではない」と発言したことから、政府との間に亀裂が生じているとも報じられております。菅首相に至っては、‘黙らせろ’といった乱暴な言葉で発言を封じようとしたらしいのですが、日本国は、言論の自由が保障されている国です。否、リスクの存在...オリンピックとワクチン接種のパラドックス-抗体リスクの問題

  • 2021/06/04 13:09
    ワクチンを’戦略物資’にする罪

    新型コロナウイルスのパンデミック化は、中国に新たな戦略を遂行するチャンスを与えたようです。それは、当初は’マスク外交’とも呼ばれた医療物資の提供を世界戦略の手段として活用するチャンスです。「世界の工場」と化していた中国は、マスクや防御服などの医療物資の一大生産国でしたので、医療物資不足に苦しむ諸国の足元を見た従属化戦略を実行に移すことができたのです。そして、今では、同戦略物資の中核は、新型コロナウイルスワクチンに移っています。ワクチンを梃として世界覇権を狙う中国による’ワクチン外交’の積極化は、自由主義諸国の政府に焦りをもたらし、今日では、対中政策の一環としてアメリカをはじめ日本国政府もワクチンの’戦略物資化’に乗り出すこととなりました。日本国政府も、既に台湾に対してアストラゼネカ社製のワクチンの供与を決定して...ワクチンを’戦略物資’にする罪

  • 2021/06/03 12:42
    ワクチン接種が問う全体と個人の問題 part2

    戦争と感染症との間には、幾つかの相違点があります。第一に、戦争にあっては、敵は目に言えますが、ウイルスや細菌の人体への侵入によって引き起こされる感染症では、見えざる敵を相手に闘わなければなりません。つまり、後者では、敵は‘内部化’されるのです。このことは、敵を完全に排除しようとすれば、図らずも‘敵’になってしまった感染者、つまり、味方を対象としなければならないことを意味します。このことは、第二の違いを説明します。戦争にあっては、政府の行動は敵が存在する外側に向けて働きますが、感染症にあっては、政府の防御策は内側、即ち、国民に向かいます。しかも、その国民は、感染者と非感染者に分かれてしまうのです。この状況下で全体が個人に優先されるとすれば、それは、感染拡大を最小限に抑えるために感染者に対して実施される厳しい行動制...ワクチン接種が問う全体と個人の問題part2

  • 2021/06/02 12:06
    ワクチン接種が問う全体と個人の問題

    これまで、リベラルもマスメディアも人権擁護には熱心であり、中国によるウイグル人弾圧に対しても厳しく糾弾しています。このスタンスは、自由主義国の政府にも共通しており、今日にあって、人権の軽視は許されない蛮行と見なされているのです。ところが、ワクチン接種に限っては、自由主義国でも個々人の基本的権利や自由が蔑ろにされているように思えるのです。人の基本的権利とは、明確な定義はないものの、およそ、自己の人格、生命、身体に対する自分自身の権利とされており、それは、その人本人に専属します。他者が奪ってはならない権利であると共に、他者から奪われてはならない権利なのです。このため、基本的権利を侵害する行為は、古今東西を問わず、犯罪として刑罰の対象となってきました。そして、現代という時代にあって奴隷制が否定されるのも、他者の上に’...ワクチン接種が問う全体と個人の問題

  • 2021/06/01 13:01
    危ういワクチン狂騒曲

    日本国においてコロナ・ワクチン接種が開始されてから、厚労省による公表数だけでも接種後の死亡者数は既に85名に上っているそうです。接種との因果関係は認められておらず、公的な補償の対象にもならないというのですから酷いお話です。日本国政府としては、接種率を上げることで、何としても今夏に予定されている東京オリンピック・パラリンピックを開催させたいところなのでしょうが、血眼になって’国民総接種プロジェクト’に邁進する菅首相の姿には狂気さえ感じさせます(ノルマなのかもしれない…)。ネット上では、戦前の空気との共通性を指摘する声も聞かれ、リスク情報を隠しつつ、接種キャンペーンを張るマスメディアの異常さも目立ちます。普段にあっては’多様性’の大合唱でありながら、今般に限っては異論を許さず、ワクチン接種一色なのですから。ワクチン...危ういワクチン狂騒曲

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