質の悪い知識からは質の悪い思考が
「糸が脆ければ」4月25日専門記者田原和宏氏が、『学びほどく』という表題でコラムを書かれていました。その中で田原氏は、『アンラーン』という言葉を紹介なさっていました。意味については、『英和辞典には、「習慣などをわざと捨てる、意識的に忘れる」とあるが、鶴見さんはアンラーンを「学びほぐす」「学びほどく」と訳す。学校で教わる知識は、型通りに編んだ毛糸のセーターのようなもの。ほどいて毛糸に戻し、自らの体に合わせて編み直して、ようやく自分のものになる。アンラーンとはそんな作業なのだ』と書かれています。恥ずかしながら、私は、アンラーンという言葉を初めて知りました。自ら考え問題を解決し、新しい問いを作っていく、今の時代に求められる能力を身に着けさせるために役に立つ概念だと思います。特に私が注目したのが、毛糸のセーターを...質の悪い知識からは質の悪い思考が
2024/05/01 08:41