社会制度ブログ村 過去記事

「解決するのは」6月5日読者投稿欄に、埼玉県N氏の『教員不足解消へ四つの提案』と題された投稿が掲載されました。提案の中身は、『中学校部活動の外部指導員配置』『小学校の英語とパソコン教育専科の教員を各校に1~2人配置する』『教育委員会に提出するいじめや不登校などの報告書類の削減』などです。私は、部活の完全外部移行を提唱してきたので、若干の違いはありますが、これらの方向性は支持できます。ただ、一つだけよく分からないのが、『不登校やいじめの問題の解決に中心的に取り組む「学校カウンセラー」の配置』です。カウンセラーがいじめや不登校を解決するというイメージが浮かばないのです。私が勤務していた区教委は、都内でも最も早く教員向けいじめ問題資料を作成しました。先輩指導主事とともにその担当者となりました。また、都教委がスク...お任せします、と言う教員

「学校の宿命」6月3日『平等な社会でこそ激しく新著「嫉妬論」他人との差異にとらわれ』という見出しの記事が掲載されました。新著『嫉妬論』(光文社新書)を書かれた政治学者山本圭氏へのインタビュー記事です。その中に印象に残る記述がありました。『嫉妬の感情は私たちが生きている以上、なしにはできない。むしろ平等を掲げる民主主義社会でこそ一層激しくなる』『「等しく」あることはかえってこの感情に火を付ける。「おおげさにいえば、民主主義が生まれた時、同時に嫉妬心が生まれる。両者は同じ土壌から生まれた双子のようなもの」』です。つまり、元々ある程度の不平等が予想され、あるいは容認されている環境では、あまり嫉妬という感情は深刻化しないが、平等という理念を強く打ち出している環境では、嫉妬という感情は激しくなる、ということです。平...一人一人を隔離するしか

ヘーゲル『哲学入門』中級第三段理性第四十一節［理性が理解するもの］§41OderwaswirdurchdieVernunfteinsehen,ist:1)einInhalt,dernichtinunsernbloßenVorstellungenoderGedankenbe­steht,diewirfürunsmachten,sondernderdasanundfürsichseiendeWesenderGegenständeenthältundobjektiveRealitäthatund2)derfürdasIchkeinFremdes,keinGegebenes,son­dernvonihmdurchdrungen,angeeignetunddamitebensosehrvonihmerzeugtis...ヘーゲル『哲学入門』中級 第三段 理性 第四十一節［理性が理解するもの］

「選択権の侵害」6月3日連載企画『田原総一朗の日本の教育問題は何だ!?』は、前兵庫県明石市長泉房穂氏へのインタビューでした。その中で泉氏が語られている言葉が印象に残りました。泉氏は、インクルーシブ教育について訊かれ、『障害を持つ全ての子供にとって、普通学級が良いとは思っていません。障害が重く医療的ケアが大変なので家庭で学ぶことを望むケースもあります。特別支援学校や通級指導を希望する人もいれば、私の弟のように、普通学級で健常者と一緒に学ぶことを望む家庭もあります。選択権の保証が大切です』とおっしゃっています。全く同感です。キーワードは選択権です。私がこのブログで再三にわたり、この問題を取り上げるのは、20年以上前の指導主事時代に特別支援教育を担当し、同じ教委の学務課が行う就学相談にも関わるようになったときの...昔はこんな教員がいた

【閲覧注意】世界の危機に現れた「弥勒」さまの正体と意図が判明！神々が起こすパワープレイがヤバすぎるコーこの話を信じるかどうかは別にして、「緊急事態条項」とは、憲法を変えないでも、戦争ができるようになるということだな。おそらく、通るな、間違いない。北朝鮮からのミサイル。中国からの脅し。台湾問題。そしてアメリカからの（おそらくトランプ大統領だと思うが）、日米安保条約の解消の話。そうすると、日本人は「憲法」を戦争ができるように変えるな、間違いない。残念だけど。核兵器を持つ？ロシア、アメリカ、中国に対抗できる核兵器を持てるのか？ロシア、アメリカ、中国がそれを認めないだろう。その前に、どこかの国が潰しに来る。当たり前だ。9．11について緊急事態条項とは？