「オミクロン株」への感染を防ぐ中和抗体の保有率が28%
オミクロン株の抗体保有率28%1~2月、デルタ株より低下感染拡大に影響か・横浜市立大3/30(水)20:31配信【横浜市立大の研究グループは30日、新型コロナウイルスの「オミクロン株」への感染を防ぐ中和抗体の保有率が28%にとどまるとの調査結果を発表した。デルタ株の74%に比べて低く、感染拡大に影響した可能性があると指摘している。調査は1月30日~2月28日、横浜市に住む20~74歳の男女1277人を対象に実施。ワクチンを2回接種した人は全体の90.2%、3回接種は6.2%だった。このうち123人を無作為に選んで中和抗体の保有率を調べたところ、従来株で87%、デルタ株で74%に上った。流行の「第6波」をもたらしたオミクロン株は28%にとどまった。一方で、3回接種した人は全員がオミクロン株の中和抗体を保有していた...「オミクロン株」への感染を防ぐ中和抗体の保有率が28%