LGBTと生物学

LGBTと生物学

5月20日に開かれた「LGBT理解増進法」をめぐる自民党の会合で、出席した衆議院議員が「人間は生物学上、種の保存をしなければならず、LGBTはそれに背くもの」という旨の発言をしたとの報道がありました。最終的に本法案が今国会での提出を見送られたことと合わせて、当事者であるLGBTの人たちはもちろん、多くの人たちから非難の声が上がりました。性的少数者に対する差別だ、という批判です。ちなみにLGBT理解増進法とは、一般社団法人LGBT理解増進会のHPによれば、「自民党性的指向・性自認に関する特命委員会が法制化を進めている法案で、正式名称は「性的指向および性同一性に関する国民の理解増進に関する法律」であり、差別禁止ありきではなく、あくまでもLGBTに関する基礎知識を全国津々浦々に広げることで国民全体の理解を促すボトムア...LGBTと生物学