『岡倉天心』昭和四十五年 「アジアの兄弟姉妹よ! われわれの父祖の地は、大いなる苦難のもとにある。今や、東洋は衰退の同義語になり、その民は奴隷を意味している。たたえられているわれわれの温順さは、礼儀をよそおった異国人の卑怯なあざげりにほかならない。われわれは、商業の名のもとに好戦の徒を歓迎し、文明の名のもとに帝国主義者を抱擁し、キリスト教の名のもとに残酷のまえにひれふしてきた。国際法の光は、白い羊皮紙の上に輝いているが、完全な不正は有色の皮膚に黒い影をおとしている。 (中略) イギリスの金本位制はベンガル(ガンジス河上流域の地方)とカルナチック(南インド東海岸の地方)の略奪に基礎をおいており、彼らじしんの計算によれば、プラッシーの戦いとワーテルローの戦いのあいだに十億ポンドが彼らの金庫に流れこんだ。まことに、西洋の栄光は東洋の屈辱である! 私は、われとわが身に慚じざるをえない。」 「私は今、彼らの言語を借りて諸君に訴えているが、この彼らの言語そのものが、東洋の一体化を示している。それは、共通の復活の叫びをつたえながら、千島列島からコモリン岬まで、カンボジアの出入りの多い海岸からさざ波立つ緑のクレタ島まで達している。そしてじっさい、全アジアの武装をよびかけるのに、西洋の傲慢のおそろしいイメージ以上にいったい何が必要であろうか? アジア人ひとりひとりの心臓は、彼らの圧追によるいいようのない苦しみに血を流していないであろうか?ひとりひとりの皮膚は、彼らの侮蔑的な眼の鞭の下でうずいていないであろうか? ヨーロッパの脅迫そのものが、アジアを鞭うって、自覚的統一へみちびいている。アジアはつねに、その巨体をうごかすのに緩慢であった。しかし眠れる巨像は、あすにも目覚めて、おそるべき巨歩をふみだすかもしれない。そして、八億三千万の人間が正当な怒りを発して進むならば、そのひと足ごとに地球は震動し、アルプスはその根底まで揺れ、ラインとテームズは恐怖にさかまくであろう。」(日本の名著39『岡倉天心』昭和四十五年)
マイケル・ハドソン「超帝国主義」p.414
マイケル・ハドソン「超帝国主義」p.417
マイケル・ハドソン「超帝国主義」pp.418-419
マイケル・ハドソン「超帝国主義」p.139
マイケル・ハドソン「超帝国主義」p.138
マイケル・ハドソン「超帝国主義」p.135
マイケル・ハドソン「超帝国主義」p.134
マイケル・ハドソン「超帝国主義」p.128
マイケル・ハドソン「超帝国主義」p.129
マイケル・ハドソン「超帝国主義」p.127
マイケル・ハドソン「超帝国主義」p.124
マイケル・ハドソン「超帝国主義」p.125
マイケル・ハドソン「超帝国主義」p.126
マイケル・ハドソン「超帝国主義」p.119
マイケル・ハドソン「超帝国主義」p.122
アカデミー賞受賞作「マリウポリの20日間」のチェルノフ監督のメッセージ。「それこそが我々が目にしたものを危険を冒してまで世界に発信し続けた理由であり、同時にロシアが激怒し我々を追跡しようとした理由」
アメリカ議会下院でウクライナに緊急支援する予算案が可決。軍事支援は決して手放しで喜べることではないが、ロシア軍の脅威にさらされ恐怖していたウクライナ市民にとって干天の慈雨であることは間違いない。
トランプ米大統領候補の言うように「ロシアのやりたいように」させたら(フォーブス誌)。「ロシアの軍人によるレイプの被害に遭ったウクライナ人には、妊娠中だった16歳の少女や、83歳の老婆も含まれる。」
ISがモスクワで襲撃テロ。ロシア軍が4人の容疑者に電気ショック・耳を切るなどの拷問をする映像を公開。そしてテロの濡れ衣をウクライナに着せ侵略と戦争犯罪を正当化しようとするプーチン大統領は最低の独裁者だ
ロシア大統領選挙で投票率7割以上、得票率9割でプーチン大統領が「当選」。最大の政敵ナワリヌイ氏を刑務所で死に追いやり、対立候補の立候補を認めず、占領地域では武装兵士が投票させた選挙に正当性など全くない
ロシア大統領選挙で投票率を上げるために占領しているウクライナ4州では武装兵士が投票箱を持って戸別訪問。反戦運動が高まらないように発展途上国から兵士を人身売買で確保。これがプーチン政権の「民主主義」だ。
ローマ法王がロシア軍に侵略されているウクライナ政府に向けて「最も強い人とは白旗を掲げる勇気を持って交渉する人」「敗北し物事がうまくいっていないと分かったら、交渉する勇気を持たなくてはならない」と暴言
「プーチン大統領の天敵」ナワリヌイ氏の葬儀で数万人が「戦争反対」「プーチンなきロシア」「ロシアは自由になる」との声を上げる。数日経った今も墓参者と献花の列。ロシアの民主主義はいまだ死なず。
プーチン大統領はロシア軍が侵略したウクライナ4州の確保と、ウクライナの非ナチ化=ゼレンスキー政権打倒、非軍事化=ウクライナ軍の武装解除、中立化=NATO非加盟が条件でなければ絶対停戦しない。
ノーベル平和賞団体のマトビチュク代表「占領は戦争の一形態であり、そこでは暴力が続いています。強制移送、拷問、性的暴力、アイデンティティーの否定、強制的な養子縁組が起きるのが占領されるということです」
ウクライナ戦争開始から2年。ウクライナ市民の最新世論調査で「領土の割譲もやむなし」という和平派は19%、徹底抗戦派は74%で4倍。停戦か抗戦かを決めることができるのは主権者であるウクライナ人だけだ。
ロシアのプーチン政権がソ連時代の記念碑の撤去を進めたエストニア首相らを指名手配。ロシアでスターリン礼賛が復活。殺人犯を釈放して兵士に、ライバルは政治犯として投獄。ソ連時代に逆戻りするロシア。
テキサス親父を看板利用:中の人が陰謀論を拡散
2月7日は北方領土の日
米連邦議会上下院の外交委員会が、侵略への経済制裁で凍結したロシア資産をウクライナの再建と復興に使うための法案を可決。年金も払えないのに防戦するなと被害者のウクライナ人に停戦を強制する権利は誰にもない。
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