国際社会は香港問題にどう対応すべきか
暴力的鎮圧には至らぬものの、香港には既に人民解放軍が入っているとする情報が漏れ伝わります。保釈されたとはいえ雨傘運動のリーダー達も逮捕されており、香港は一刻の猶予も許さない状況に至っております。1949年10月10日における中華人民共和国の成立により、中国大陸は凡そ真紅一色に染まることとなりました。否、共産党一党独裁体制という重い暗幕が降ろされ、色彩のない闇に覆われたといっても過言ではないでしょう。人々は、揃いの人民服を着せられ、人々の行動も言葉も恐怖によって支配されたのです。閉ざされた暗闇となった中国大陸にあって、唯一、自由で開放的な輝きを放っていたのは香港でした。改革開放路線への転換を機に中国にも外部から明るい陽射しが差し込むようになっても、香港は、‘チャイナ’のイメージに僅かなりとも色彩に溢れた華やかな印...国際社会は香港問題にどう対応すべきか