子孫3 (57)

子孫3 (57)

今回は、子孫に関する第三弾である。 前回(子孫2 (54))、前々回(子孫 (46))と、将来、人類は、体外受精と人工子宮の技術を用いて、自らが保存した配偶子(精子、卵細胞) を用いて、子作りを行うようになるという考えを述べた。 それを読まれた方は、「昨今流行りのiPS細胞は出てこないのか」と思ったかもしれない。iPS細胞の要点に関しては、他のサイトや文献を参考にして頂くことにして、これまでに、多能性幹細胞であるiPS細胞から作製された網膜細胞や心筋細胞が実用的な段階に入りつつあり、糖尿病患者にとって救いとなる膵島細胞の誘導も研究されており、もちろん生殖医療に関する取組みも積極的に行われている…